ひめかわのブログ

スーパードラゴンボールヒーローズ、ドッカンバトル、Fate/Grand Orderについて書いていこうと思います。

仮面ライダーキバを全話見終えて【感想】

先日、仮面ライダーキバを全話見ました。

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見ようと思ったきっかけは、ブットバソウルをやっていて、キバの怪人は
「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」

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というのが出てきます。
…が、

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「テラー・ドーパントとか、「ゴルドドライブ」とかがある中で
「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」
とあるので、とても異彩を放っており、そこでどんな作品なのか興味を持ったという事になります。

 

ストーリー
2008年、現代。紅渡(くれない わたる)はヴァイオリン職人であり、人々の平和を脅かすファンガイア(=今作の怪人)にキバとして立ち向かう。
そして22年前の1986年では、天才ヴァイオリニスト、紅音也(くれない おとや)を中心として、様々な物語が展開されていく。
現在と過去の物語はやがて交わる。

…という感じでしょうか。

 

 

 

※以下ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

この記事では特定の作品に悪い印象を持たせるような意図は一切ありませんので、そこをご承知の上、ご覧になってください。


まずはキバの長所から
①デザイン

②作風(過去と現在の交差)

③キャラの人間関係

えっ、これだけ!?って思うかもしれませんが、これには少し訳があります故…。

続いて短所
①描写不足の多さ
②見たかったもの

③作風(過去と現在の交差)

④キャラの人間関係

 

短所が長所より多くなってしまったのが残念。

長所でもあり短所でもあるところはまとめて解説します。

 

長所から解説します

長所①「デザイン」


キバの基本フォーム、キバフォームは鎖が色んなところにあり、それぞれがキバの力を封印しています。

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まさに中二病の心をくすぐるデザインだと感じています。鎖に封印されし力…いいよね…
3号ライダーのサガは「ファンガイアの王」が身に纏う鎧なのですが、これまたすごい。

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ファンガイアのステンドグラスっぽさを出しつつ、キバのような目をしていたり、ところどころに蛇のデザインがあります。顔とか。

怪人、ファンガイアも色々と凝っており、体にステンドグラスのような模様があったり、変身する際にそれが浮かび上がったりして、不気味でかっこいいです。

ちなみに「キバ」は「kiba」ではなく「kiva」であり、「king of vampire」の略なんだとか。
「ファンガイア」は「fang」と「vampire」からの造語。
うまいことやってるなと思いますw

最後に私がこの作品を見るきっかけとなった
「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」
なのですが、これはファンガイアの真名であるのだとか。
中二病患者「佐藤太郎…?それは仮の名だ。我が真名は『暁が眠る、素晴らしき物語の果て』だ!」
とか言ったらものすごい中二病ですよね。いいと思います。

 

短所

短所①「描写不足の多さ」
これはあげたらキリがないほど多い気がします…。
まずこの「キバの世界」には「13種の魔族」がいます。その中に人間、ファンガイアが含まれるのですが…そのあたりの描写はとても少ないです。
ちなみに渡を支援するキバット、ガルル、バッシャー、ドッガはファンガイアではなく別の部族になります。よく見てみるとファンガイア特有のステンドグラスっぽさがなかったりするわけですが。

あとはキバの最強形態…だと思う「飛翔態」ですが、

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どのような時に変身できるか…というか、どういったものなのか一切説明がないです。ググれば出てきますが出てきますが
ちなみにその飛翔態に変身できるエンペラーフォームも急に登場した、所謂「ぽっと出」なのです。変身アイテムであるタツロットがどうして現れたのか等、よくわかっていません。(設定集なんかを買えばわかるかも?)

私がこの作品を見るきっかけとなった中二病全開の「ファンガイアの真名」ですが、劇中でそれに触れられた事は一切ないです。真名を隠す(ファンガイアらに隠してる意思があるのかはわからないけど)意味があったのかどうか…真相は闇の中です。

最初にもあげましたが、きりがないほど多いのがちょっと残念です。

 

②見たかったもの

ヒーローもので言えば、
「地球の存亡が!」「宇宙の危機が!」
みたいな壮大な事になっていくと思うのですが…キバはそういうのはなく、
「人間」と「ファンガイア」、この2つの種族の在り方について書いている部分が多く、悪く言えば地味です。

あとは見たかったものと言えば、
①「バッシャーフィーバー」(ゲームで見られるらしいけども)
②渡、大牙のファンガイアとしての姿(渡は飛翔態ではない、普通の大きさのもの)
③キバの正体が名護さんにバレた後、イクサ未使用の「◯◯フェイク」を使っての共闘
などなど。

 

続いて「長所でもあり短所でもある点」

 

①「作風(過去と現在の交差)」
この、過去と現在が絡み合うストーリーがキバ最大の持ち味だと思います。
現在で示されたワードについて、過去で解説され、意味が通じていくのはおもしろいなと思います。
具体的には
現在…キャッスルドランの中に『ザンバットソード』が埋まっていた
過去…キングが真夜を殺さないよう、『ザンバットソード』をキャッスルドランに埋め込んだ
とか、
現在…過去では音也と敵対していた次狼が渡の行く先を示したり、倒れたところを助けたりしている
過去…音也が次狼に「息子を頼む」と言っている
など、現在と過去が繋がっていくシーンは多いです。

しかし、これは「時間軸の同じ2つの物語を同時に見ている」に等しく、簡単に言うと「わかりにくい」です。Fate/ZeroFate/stay nightを同時に見ていると、いいタイミングでギルガメッシュが8人目として出てきて驚けるかもしれませんが…。
そんな事しないでZero見た後にstay night見ますよね。頭が混乱しますし。

 

地味なストーリーと頭が混乱しやすい作風でついていけず、この作品はあまり好きではないという人もそれなりにいるのではないかなと少し思ってしまいました。

 

②「人間関係」

555の人間関係もそれなりに複雑でしたが…キバはもっともっと複雑で、かつ物語の根幹にまで関わってきます。某所で「昼ドライダー」と言われてて割としっくりくるなぁと思ってしまったり。


現在
渡↔︎深央…両想い。ベストマッチ。
大牙→深央…大牙は深央の事が好き。深央はそうでもない。ファンガイアの掟により結婚が決まっている。
渡↔︎大牙…親友…かと思いきや父親が違う弟と兄。そして恋敵。


過去
音也↔︎ゆり…両想い、ではあるのだが…?

音也↔︎真夜…音也の好意がゆりから真夜へと移る。音也の音楽家としての才能を理解できるのはゆりではなく真夜。

 

こんな感じでしょうか。もうドロドロです。主人公は真夜が不倫した結果できた子供という仮面ライダーではなかなか見られない設定です。アマゾンズみたいな枠でやられたら嫉妬で殺人とか怒ってそうなレベル。

 

こういう関係が好きな人はめちゃくちゃいいと思います。…が、こういう人間関係は見たくないよと思うのなら…。
ちなみに私はどちらかといえば好きです。自分が関わっていないのならこれくらいドロドロでも全然OK。自分が関わるならノーサンキューです。

 

まとめ
総じて、「好きな人はハマる」作品だと私は思いました。
あまり評判よくないですし、地味と言われるウィザードですが、私は大好きですし、このキバもこういう作風と人間関係が好きな中二病患者は最高に楽しめるのではないかなと。下の下〜上の上みたいな表現をするな
「中の下〜中の上」
あたりかなと思います。結構広いですが…。他の仮面ライダー作品にはないドロドロさやら何やらがある時点でそれなりにいいんじゃないかな、でもやっぱ描写不足が目立つしなぁ…といった感じで揺らぎます。

…思えばメインライターは同じく人間関係がドロドロで強化アイテムがぽっと出だった555と同じ井上敏樹さんだったりします。こういうのが好きなんですかね…。

もしこの記事を読んでこの作品に興味を持ったのであれば、見ていただけると幸いです。否定的な意見ばかりになってしまった記事を見て作品に興味を持ってくれる人は果たしているのだろうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!